令和3年10月27日(水)、釧路市交流プラザさいわいにおいて、労働安全講習会を開催しました。
講師に、さとう安全コンサルタント代表佐藤尚武様をお迎えして、会員12名の参加により、「危険予知訓練(KYT)」を主題として、一般にありがちな聴講のみの研修会ではなく、受講者一人一人に役割を与え、各人の発言、行動を伴うアクティブラーニング形式で研修会が進められました。
始めに、全員で指さし呼称を行い、続いて二班に分かれ、整列、円陣を組んで一人一人の1分スピーチ、健康チェック、服装確認、安全唱和等、ツールボックスミーティングの手法を実演することにより、一人一人が徐々に発言し易い環境ができ、その後のKYT訓練では、それぞれの意見を積極的に交換することができました。
イラストを使って危険要因を洗い出すワークでは、同じイラストから各社、各現場の様々な職場環境を基に、それぞれの視点から、危険因子が見つけられ、原因、対策を参加者全員が率先して考えました。 他者の意見を聞くことにより、自分では思いつかなかったことや、気づかなかったことに気づかされ、チームとして労働安全に取り組む手法を習得することができたと思います。
この研修会は、現場リーダー及び候補者等が安全職場を構築するために大変役に立ち、実践的な研修を通じてリスク察知及び回避、更にコミュニケーション等のスキルが向上すると好評を得ております。 次年度以降も、機会があれば是非、参加を検討いただければ幸いです。
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