平成28年10月25日
労働安全衛生大会 開催報告
| 2016年10月11日火曜日 13:30よりホテル黒部にて北見地区労働安全大会が開催されました。 連休明けにもかかわらず、会場が満杯になる程の94名（会員企業より74名・非会員企業より20名）という大勢のご参加を頂きました。 紅屋 北見地区協議会事務局長の司会のもと開会。冒頭、小林 北見地区協議会副会長が「スタッフの人手不足、高齢化のすすむ当業界は労働災害が起こりやすいが、事故の大半は作業への慣れ・不注意が多くを占める現状を踏まえ、一人一人が『労働安全』に細心の注意を払うことが出来れば殆どの事故を防ぐ事が出来るのではないか、どうか『労働安全』に留意されて職務に励んで頂きたい』と開会挨拶をされました。 続いて左海 北海道協会 労働安全衛生委員会委員長より、「北見地区の労働安全衛生大会は毎年参加者が多く感謝申し上げます。労働災害は過去の事例に学ぶ事により撲滅出来るものと考えています。今日はスタッフの他、協力会社の方々そして当協会の加盟社ではない方々も多くご参加頂いておりますので、オホーツク地域内の業界全体として労働災害を無くして頂きたいと思います。 最近の労働保険料率については下降傾向になっていますが、当業界だけを考えますと収支率が187.7％と過去最悪の状況です。この状況をから回復する為の行動をよろしくお願い致します。 安全で快適な職場環境の為には、ひたすら地道な努力、教育を積み重ねるしかありません。近道はありません。どうか本日のこの大会を有意義な物にするために業界内が一致団結して事故防止に取り組んで頂きたいと思います。」と主催者挨拶がありました。 引き続き北見労働基準監督署安全衛生課長山田様の「ビルメンテナンス業における労働災害防止について」と題し講演をいただき、北見労働基準監督署管内における労災事故の発生状況と分析、対策について解説をいただきました。 次に休憩後、中災防北海道安全衛生サポートサービスセンター安全・衛生管理士 中野様に安全パトロール関連で「管理監督者に求められる安全配慮義務・職場巡回のチェックポイント」と題し、専門的な見地から安全を担保する上で必要な組織の在り方、各階層の安全マネージメントを解説し、職場巡回のポイントをお話しいただきました。 最後に北見地区協議会労働安全大会担当の辻本裕哉理事より、日ごろの安全活動の推進の必要性を語られ、北見もこれからは冬を迎え転倒災害や通勤上のリスク、社員健康管理、仕事の環境等で厳しい季節になってまいりますが本日の大会を深く受け止めて“知恵と努力と思いやりの気持ち”で乗り越えて参りましょうと挨拶いただき閉会いたしました。 |
|
|
